星を占う
「星の都 さよう」で星を占い、星が語る
佐用の宿曜道と陰陽道
分立山常光寺では密教占星術による鑑定ならびに、宿曜道の復興を願い密教占星術の研究を行っております。
宿曜道とは、密教占星術の根本経典である『宿曜経』をベースに人の運勢を占う占星術のことです。この占星術では、「人間の運命は天体の運行に影響されている」ということを前提に天体の動きと、地上の私たちの生年月日時刻から、その人のもつ〝星〟を算定して、宿曜ホロスコープ(占星盤)に表し、性格や先天運、日の吉凶や相性などをみていきます。当山にて密教占星術による鑑定を希望される方は、必ず祈願寺務所の文殊庵に事前予約の上、ご来山ください。
陰陽道とは、陰陽五行思想をもとに日本において独自の発展を遂げた呪術や占術の体系であり、それを行う人を陰陽師といいました。
また、宿曜道とは密教占星術の根本経典である『宿曜経』をベースに、宿曜ホロスコープ(占星盤)を用いて、人の運勢を占う占星術のことをいい、それを実占する宿曜師たちは、その昔、陰陽師たちと互いに影響しあって活躍していました。その陰陽道の総元締であった安倍晴明もこの宿曜ホロスコープを積極的に応用し、密かに虎の巻として用いていたという話もあります。
近年、当山の北西にある江川集落が「陰陽師の里」として注目を集めています。その集落には「晴明塚」と「道満塚」があり、それぞれに宝篋印塔が据えられています。伝承ではそのあたりで晴明と道満が呪術で争い、晴明が勝って道満の首を取ったということですが、残念ながら文献を調べても二人が戦ったという記録は見つかっていないようです。
むしろ、一説によると道満は晴明のライバルというよりは師匠筋にあたる人物であり、晴明は陰陽道と天文道に関することを加茂氏より、呪術や調伏に関わることを道満より学んだ可能性さえあるようです。
そもそも陰陽師は呪術や占術で妖しいものから人々を守り安心をもたらすことが役目であり、その本分は魔除け・厄除けといえます。妖怪や物の怪となら戦ったでしょうが、人と争うようなことはなかったことでしょう。また、後世の物語では派手な呪術合戦があったように描かれますが、陰陽師集団の多くはおそらく師縁あるいは血縁関係にあり、お互いが戦うことはなかったといわれています。
いずれにしろ、宿曜道の復興を願う当山からほど近い、「陰陽師の里」の注目は、当山にとっても興味深いことです。
密教占星術による鑑定
陰陽師の里
●性格 宿命
●年運・月運・日運などの日の吉凶
●開店開業 結婚 移転 転居 就職 退職 転職
●納車など人生儀礼や人生の節目における日取り
●恋愛運・結婚運・相性占い
鑑定内容
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